春は気温の上昇と共に過ごしやすくなる一方で、黄砂現象が1番起こりやすい季節でもあります。
黄砂現象にお困りの方も多いのではないでしょうか?
黄砂って何?
黄砂とは、土壌や鉱物粒子が大気中に浮遊し、降下する現象のことです。
黄砂は、日本から遠く離れたゴビ砂漠・タクラマカン砂漠などユーラシア大陸内部の砂漠域や、黄土高原などの乾燥・半乾燥地域からやってきます。
強い風によって土砂が空高く吹き上げられて、遠くまで飛んでくるのです。
黄砂がもたらす被害
黄砂が飛来すると視界が悪くなり、車や洗濯物に付着するなどといった被害の他に、黄砂によるアレルギー症状を発症する方が増えてきます。
症状はのどの痛み、くしゃみ、鼻水など花粉症と似た症状で、黄砂が気管に入ると鼻炎や結膜炎の症状が悪化したり、乾燥した皮膚に付着するとアトピーの症状が悪化する可能性もあるので注意が必要です。
黄砂は悪?
春になると問題になる黄砂ですが、実はなくてなならない地球の自然活動でもあります。
黄砂は、海洋に降ることで海にミネラルを供給したり植物プランクトンの栄養になったり、ハワイなどの太平洋の島々に降ることで流出した表層土壌を供給したりといった役割を果たしています。
アレルギーなどには注意しながら、うまく黄砂の季節を乗り切りたいですね。
黄砂対策
外出時にできる対策
黄砂が飛来しているときは、できる限り外出を控えるのがおすすめです。
外出時にはマスクやメガネ、帽子を着用し、黄砂が直接粘膜や肌に付着しないように対応しましょう。
帰宅時にできる対策
帰宅した際には、うがいや手洗い、洗顔をして、粘膜や体に付いた黄砂を洗い落としましょう。
黄砂が体に付着したまま家の中を歩き回ると、室内で舞ってしまうため、できる限り早く落とすことが大切です。
在宅時にできる対策
黄砂の侵入を防ぐために、窓を開けることはできるだけ避けましょう。
開ける場合には幅を狭くしたり、時間を短くしたりして、必要最小限にしましょう。
また、黄砂の飛来が多い日や黄砂による症状が出る人は、洗濯物を外で干すことは避けましょう。
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