今年は各地で、平年より早い梅雨入りとなりましたね。
外もお部屋もジメジメして、カビも気になる梅雨。
今回は、すぐに始められるお部屋の湿度対策をご紹介します!
カビが生える3つの条件
01.温度
カビは0〜40℃で繁殖し、特に20〜30℃が最適で、梅雨の時期はカビにとってうってつけの時期です。
02.栄養
食べこぼし、ホコリ、髪の毛、石鹸カス、人のアカなど、有機物質がカビの栄養源になってしまうため、こまめなお掃除を心がけましょう。
03.湿度
カビは湿度が60%以上だと発生しやすいので、お部屋の湿度は50%程度に抑えるように意識しましょう。
3つの条件のうち1つでも対策することで、カビの発生を抑えることができますよ。
基本は窓を開けて換気
お部屋の湿度対策には窓を開けての換気が最も効果的です。
こまめに換気することで、お部屋の湿度を下げることができます。
窓やドアなどの2カ所以上を開けると、空気の流れができるので効率よくお部屋の空気を入れ替えることができます。
外の湿度がお部屋に入ってこないように窓を締め切ってしまうのは逆効果なので、雨の日でもこまめに換気するよう心がけましょう。
窓が開けられない場合や、押入れやクローゼットなど、1カ所しか扉がない場合には、扇風機やサーキュレーターを使うのがおすすめです。
除湿機やエアコンの除湿運転(ドライ)機能も活用してみてくださいね。
狭い場所の湿気には小物を使いましょう
靴箱、シンク下、押入れなど、狭い場所での湿気対策に有効な小物をご紹介します。
新聞紙
そのまま置いておくだけでも効果がありますが、一度クシャクシャにして広げると、さらに湿気を吸い取りやすくなります。
重曹
空き瓶などに多めに入れて、蓋を開けたまま、湿気や匂いが気になる場所のできるだけ下の方に置きましょう。
湿気を吸って固まってきたら、クレンザーとしてお掃除の時にも使えますよ。
竹炭
炭は空間の湿度を一定に保とうとする性質があるので除湿に効果的です。効果が弱まってきたら天日干しすると、半永久的に再利用できるため経済的で嬉しいアイテムです。
ご紹介した湿度対策は手軽にできるものが多いので、ぜひ試してみてくださいね。